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JAISTサマースクール2020「計算論的認知科学入門〜認知科学者のための圏論入門』ご参加いただきありがとうございます [読書記録・日記]

JAISTサマースクール2020「計算論的認知科学入門〜認知科学者のための圏論入門』は、ご参加いただきましたみなさま、招待講演者、および主催の日髙研究室の学生さん、日髙さん、鳥居さんのご協力とご尽力で良い会になりました。ありがとうございました。
私自身もとても勉強になりました。
日曜日の終電で帰ってきて、月曜日勤労感謝の日は早稲田は講義だったので、ちょっとくたくた気味ですが、参加させていただき本当に良かったです。
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2020-11-04 [読書記録・日記]

JAISTサマースクール(もう11月だけど)の初日の入門講座の申込みは締め切りましたが、翌日の招待講演のオンライン聴講は定員100名なので、再度オープンしました。ご興味がある方はお気軽にご聴講ください。
JAISTサマースクール情報サイト

私は初日の入門講座で、自然変換あたりのごく簡単な話をします。簡単すぎて、つまらないかも。仕事が落ち葉のように積もり重なって、全く資料を作っていなかったので、いま作っています。落ち葉って、次々落ちてきて、綺麗だけれど、そろそろいいかな。

招待講演の丸山善宏先生と、谷村省吾先生は、認知科学そのものとは少し違う視点からご講演いただけるのではないかと思います。
併せて、日髙さんが(JCSSよりわかりやすく!!)認知科学との関係を話してくれるはずです。

認知科学の圏論特集号も、そろそろ大詰めで編集しています。編集というか、チュートリアル的な記事を書いています。良いものになりますように。

あと、オンライン実験と、新しい研究計画と、学内の研究費申請と、講義資料作成を二つ分と、そのあたりを進めよう。
秋の空は所沢でも青くて美しい。松本の底がないのとは違って、なんとなく低い感じもするけれど、それでも綺麗。春の、蟄居という感じとは違って、だんだん冬に向かうのに、それでも落ち葉の音のようにざわざわしている。石川の秋は、冬の嵐に向かって、もっと騒がしかった。

季節が変わっていくので、王朝百首を見ていたけれど、秋の歌でざわざわした感じの、ちょうど良いのはあまりなかった。もっと、月と水というような、澄んだ、静かな、ものが多い。

源実朝のものは、音が楽しい。

---(引用)---
萩の花くれぐれまでもありつるが月出でて見るになきが儚さ

その時
たしかに萩の花は有つたか
月の光は刃のやうに流れ
心は水のやうに冷えてゐたが
白萩の亂れは幻に過ぎなかつたのか
ああ私は無いものを見たのか
否、私にはその奥に
有るものが見えなかつたのだらうか
それは有つて無い時間
萩と月の消えてゆく空間に
私の見たのは
私の墓
----(pp.283--284)

幽玄な感じだと、その前の「白露の消えにし人の秋待つと常世の雁も鳴きて飛びけり」の方が(ストレートだけど)好きかな。
もっとぴったりなのがあったら、また書こう。
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