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日本認知科学会「学習と対話」研究分科会 第58回「読書の認知科学」 [発表予定]

日本認知科学会「学習と対話」研究分科会 第58回「読書の認知科学」にて話題提供させていただくことになりました。
日時は、8月28日(土) 14:00~17:00で、30分程度話す予定です。内容は博士の頃にやっていた読者の熱中状態の話を中心に最近の研究についても少し話せたらと思っています。

今後のオープンな学会等での研究発表としては、この「学習と対話」研究分科会の後は、認知科学会大会のオーガナイズドセッションにて量子認知の話をします。
6月は高校での模擬講義や対談(5月の終わりだったかも?)など、少し系統の違うことをさせていただき、とても勉強になりました。他にちょっと原稿を書いたり、申請書を書いたりしていたら、一年の半分が終わっていました。
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書籍『人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明』の1節を書きました

昨日技術情報協会から出版された『人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明』の第9章4節「印象の認知の時間変化:主観報告と機械学習の併用による研究」を、JAISTの日髙さんと一緒に執筆しました。
主に読者の熱中状態の以下の2つの論文を元に印象の話を書きました。まだ書籍自体は私も見ていないのですが(出版社に申し込むと試読もできるようです)、目次は上のリンクから見ることができます。辞書的な本なので、まずは図書館で見られるとよいかも。

布山美慕 & 日高昇平. (2018). 読者の熱中に伴う仮想の変化:仮想の特徴づけとして.,認知科学, 25(2),188--199.
布山美慕 & 日高昇平. (2016). 読書時の身体情報による熱中度変化の記述., 認知科学, 23(2), 135--152.

なお、たぶん、きっと、来年くらいに別の本に別の話も載る予定です。そちらはお求めやすい価格のはず。
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