最近読んでいる本など [読書記録・日記]
『認知科学』の27巻第2号に『〈現実〉とは何か』の書評が正式に載りました。
読んでくださった方から感想をいただけることもあって、とても嬉しいです。
ただjstageで無料公開されるのはまだなので(すでに著者版は公開していて、著者版との違いは引用部分の句読点がカンマとピリオドにされてしまったことだけですが)、公開されたらjstageのリンクと合わせて改めて紹介しようと思います。
最近読んだ&読んでいる&読みたい本は、
・京極夏彦『虚実妖怪百物語』の序破急全3巻(再読した。読了)
・諸星大二郎『汝、神になれ、鬼になれ』(初読・読了。虚実妖怪百物語に出てきた話を読みたくて購入)
・橋本治『負けない力』(再読。読了。毎日文章を紹介していた流れで読みたくなり)
・ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』(初読・読んでいる途中。COVID-19を機にというような発言を周囲で聞いて、読みたくなった)
・今村夏子『むらさきのスカートの女』(未読。紹介動画を見て読んでみたくなり文藝春秋を中古で購入)
・バリー・ユアグロー『ボッティチェリ』(未読。ロックダウン中のニューヨークで書かれた超短編をオンタイムに柴田元幸が翻訳。リンクから購入可能。購入したら感謝のメモが入っていて嬉しかった)
・中井英夫『虚無への供物』(再読したくてまだ)
他にも読みたい本は色々あって、特にいますごく読書がしたいのだけれど、なかなか満足行くほどはできない。
京極夏彦『虚実妖怪百物語』は、自粛ムードのいままさに良いだろうと思って読んだけれど、やっぱりよかった。馬鹿度(余裕)が大事だ、という本のため、文章の癖が強いけれど、二転三転して水木しげるに捧げられる、良い本。
ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』は、まだ最初だけれど、拷問は本当に嫌だというのと、人にせよ国家にせよ、白紙にして書き換えようという思想を実行してしまう暴力が厳しい。私はこういう見方で歴史をみたことはあまりなかったので、勉強になる。
この流れ(?)でMMTの本も一冊読んでみたいな。
読んでくださった方から感想をいただけることもあって、とても嬉しいです。
ただjstageで無料公開されるのはまだなので(すでに著者版は公開していて、著者版との違いは引用部分の句読点がカンマとピリオドにされてしまったことだけですが)、公開されたらjstageのリンクと合わせて改めて紹介しようと思います。
最近読んだ&読んでいる&読みたい本は、
・京極夏彦『虚実妖怪百物語』の序破急全3巻(再読した。読了)
・諸星大二郎『汝、神になれ、鬼になれ』(初読・読了。虚実妖怪百物語に出てきた話を読みたくて購入)
・橋本治『負けない力』(再読。読了。毎日文章を紹介していた流れで読みたくなり)
・ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』(初読・読んでいる途中。COVID-19を機にというような発言を周囲で聞いて、読みたくなった)
・今村夏子『むらさきのスカートの女』(未読。紹介動画を見て読んでみたくなり文藝春秋を中古で購入)
・バリー・ユアグロー『ボッティチェリ』(未読。ロックダウン中のニューヨークで書かれた超短編をオンタイムに柴田元幸が翻訳。リンクから購入可能。購入したら感謝のメモが入っていて嬉しかった)
・中井英夫『虚無への供物』(再読したくてまだ)
他にも読みたい本は色々あって、特にいますごく読書がしたいのだけれど、なかなか満足行くほどはできない。
京極夏彦『虚実妖怪百物語』は、自粛ムードのいままさに良いだろうと思って読んだけれど、やっぱりよかった。馬鹿度(余裕)が大事だ、という本のため、文章の癖が強いけれど、二転三転して水木しげるに捧げられる、良い本。
ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』は、まだ最初だけれど、拷問は本当に嫌だというのと、人にせよ国家にせよ、白紙にして書き換えようという思想を実行してしまう暴力が厳しい。私はこういう見方で歴史をみたことはあまりなかったので、勉強になる。
この流れ(?)でMMTの本も一冊読んでみたいな。
諸星大二郎自選短編集 汝、神になれ 鬼になれ (集英社文庫(コミック版))
- 作者: 諸星 大二郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/11/18
- メディア: 文庫
ショック・ドクトリン〈上〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/09/09
- メディア: 単行本